超音波ドリルを用いた削孔によるPCグラウト充填調査
超音波ドリルの原理
超音波ドリルは,超音波振動をドリルの刃先に与え,切削抵抗低減効果の働きを利用して切削する構造になっており,その振動特性はコンクリートの削孔に適した周波数振動が加わるように設計されています。よって,鋼材に対しては極端に切削能力が低下(コンクリートと異なる振動および削孔音が発生)し,コンクリート内部の鉄筋やPC鋼材を傷つけることなく削孔が可能です。

超音波ドリル

削孔後のシース表層部


超音波ドリルによる削孔充填確認例
調査状況



